|
|
シートの横にプラスチックのカバーがあります。
これってネジで留まっているのですが、このネジ穴部分が割れちゃうのですね。
それを補修しました。
ある日、ふとシートの横を見ると、プラスチックのカバーが浮いていました。で、外してみると・・・・
完全に止め穴が崩壊しています!
こちらが正しい状態。
しかも、こんな感じに割れていたりします。
他のも確認すると結構割れたり、崩壊していたり。
まぁ、さすがに25年も経つとプラスチック部品も劣化して崩壊するのでしょうね。
さて、これを修復しようとするわけですが、どうやって直すか?
まず割れ部分ですが、単純に接着剤でくっつけるだけではまたすぐに割れるのが目に見えています。
というわけで、今回こんなものを使います。
これを熱して、割れた部分に押し込むのですね。これのおかげで割れなくなるというモノです。
本来は、これを熱するための器具があります。ですが、このためだけに買うのももったいないので、ハンダゴテを使うことにしました。
まずは接着剤で割れ部分を止めます。まぁ、仮止め的な意味合いですね。
で、こんな感じに金具を置いて、ハンダゴテで熱して埋め込んでいきます。
こんな感じになるわけです。
あちこち割れてますので、同じように補修していきます。。。。
さて、お次が崩壊したネジ穴です。
これをどう直すか?
このプラスチックカバー、シートの左右にあります。なので全部で4個。
同じペアは2つずつあります。
このペアをよくよく見てみると、うまい具合に片側は崩壊しているけど、もう片側は大丈夫という状況。
であれば、「型取り」しちゃえばよさそうです。
型取りしてプラリペアを流し込むという作戦ですね。
プラリペアでは「型取りくん」という製品もありますが、これは100金均のものでも良いようです。
「お湯まる」とかいうモノかな?
早い話、60度くらいで柔らかくなるプラスチックです。
熱湯で柔らかくして、大丈夫な方に押し込んで型を取ります。
完全に冷えてから取り出すと、こんな感じで型が取れました。
崩壊した方の穴にはめ込みます。
まったく同じものなのできれいにはまりました。
内側も崩壊していますので、同じように内側の型も取りました。
あとは、ここにプラリペアを流し込んでいけば良いわけです。
あと、念のため、グラスファイバーを埋め込んでおきました。
こうしておけば少しでも今後の割れも防止されるかと。
で、仕上がりはこんな感じ。
内側もわりときれいにできました。
内側は見えないので、適当に仕上げています。
あとは、取り付ければ終了。
【今回使った工具、材料など】
・やすり
・ドレメルツール
・型取り用プラスチック
・瞬間接着剤
・マスキングテープ
・ハンダごて
・プラリペア
・プラスチックリペア用ピン
・グラスファイバー
等
Tweet |
|
|