2018年07月05日

サスペンションO/H、ピロ化 その1 サスペンション、アーム外し


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サスペンションOH、ピロ化
サスがどうも抜けたようです。で、ついでに足回りのピロ化を実施
急にステアリングを切ると、ふらつきます。
どうもサスのO/Hが必要な状況。
今回、ついでなので、ピロ化も実施します。

サスペンションはファインアティチュード。これは御殿場のファインアティチュードテラモト・テクニカル・オフィスに依頼します。

ちなみに、ピロボールではなくスフェリカルと言うのが正しいようですね。

で、これはミネベアの製品がダントツだとか。決して米国製とか買っちゃダメと言われました。

作業は6月の富士耐久の終わった後。これは寺本さんが、レースで忙しいからなんですね。
で、耐久レースの終わる日に作業を開始。

サスペンションOH、ピロ化
まずは、QuickJackで車を持ち上げます。

ホント、これを手に入れてから、リフトアップが楽になりました!
狭いガレージでも使えるので助かります。
いつもは、車の下にそのまま置いてあります。

しっかし・・・狭い!

サスペンションOH、ピロ化
まずは全体の確認。

フロントの状況。これはタワーバーがあるので、外す必要ありますね。

サスペンションOH、ピロ化
リアのキネマティックトー調整部分。

サスペンションOH、ピロ化
リアのトー調整アーム。プラスチックカバーがあるので外します。

サスペンションOH、ピロ化
スウェイバーゴムブッシュ。紫色のやつ。
これもついでなので交換予定。

サスペンションOH、ピロ化
こちらはリアのキャンバー調整アームのネジ。
これはトルクスレンチで真ん中押さえながらネジを回す必要ありますね。

サスペンションOH、ピロ化


サスペンションOH、ピロ化
スウェイバーを固定するネジ。
サスを抜くにはスウェイバーも外す必要があります。
ラスペネをかけていきます。

サスペンションOH、ピロ化
スウェイバーとサスをつなぐリンク部分。ここも外しますね。

サスペンションOH、ピロ化
サスの接続部分。

サスペンションOH、ピロ化
横むいちゃってますが・・
Aアーム

サスペンションOH、ピロ化

サスペンションOH、ピロ化

サスペンションOH、ピロ化
これはキネマティックトー調整アームの裏側のナット。

サスペンションOH、ピロ化
一応、目安としてマーキングしておきます。


さてと、フロントに戻りまして・・・・

サスペンションOH、ピロ化
まずは、ロアアームのカバーを外します。

サスペンションOH、ピロ化
この手前の黒いやつですね。。。

サスペンションOH、ピロ化
サスペンションにはこの辺のコネクターをとめるところがないので、
結束バンドで留まっています。
なので、ニッパーで切ります。

サスペンションOH、ピロ化
フロントのサスの下部はこの2本ボルトで留まっています。
これは、かなりテンションかかっているので、交換します。

ちなみに、確かこれ200N.mくらい。
かなり力必要です。なので、こんなレンチではダメ。

サスペンションOH、ピロ化
こうなりますね・・・
ガス管とかで延長した方が楽だと思います。

サスペンションOH、ピロ化
上も同様に外します。

これを外すとハブとかが下に落ちますので、下に支えをしておきます。

サスペンションOH、ピロ化
スウェイバーとのリンクも外しておきます。
これレンチ2本必要ですね。

サスペンションOH、ピロ化
で、トップを外してサスを抜き出します。

お次は、リアのサスペンション。。。

サスペンションOH、ピロ化
こちらは左の後ろ。既にブロアファンは外してあります。

サスペンションOH、ピロ化
こちらは右の後ろ。
エアクリは外した方が良いですね。

サスペンションOH、ピロ化
こちらは下側。
トルクスレンチで押さえながら緩める必要があります

サスペンションOH、ピロ化
今回はアームもばらすので、各アームネジの確認です。

サスペンションOH、ピロ化
これはAアームを止めているナット。

サスペンションOH、ピロ化
スウェイバーとサスのリンクを外します。

サスペンションOH、ピロ化
再度念のため、今のアーム位置をマーキング

サスペンションOH、ピロ化

サスペンションOH、ピロ化

サスペンションOH、ピロ化

サスペンションOH、ピロ化

サスペンションOH、ピロ化
サスをジャッキで押さえながら、緩め始めます。

サスペンションOH、ピロ化
ハブが落ちないようにこちらも支えておきした。

右の後ろのトー調整用アームは簡単に抜けるので、特に問題は無いです。

ですが、サスを抜くにはスウェイバー全部を外す必要あります

サスペンションOH、ピロ化
左の後ろのトー調整用アーム。
これ、既にネジ抜けていますが、これを抜くには、エンジンをジャッキで持ち上げる必要があります
でないと、ヒートエクスチェンジャーが邪魔で抜けません


サスペンションOH、ピロ化
さて、リアのサスを抜くために、13mmラチェットを組み立てます。
クリアランスがあまりないので、できるだけアームが短いのを選択。

サスペンションOH、ピロ化
あと、今回のファインアティチュードはネジが長いのでディープソケットの方が良いです。
大したトルクではないので、緩めるのは簡単。

サスペンションOH、ピロ化
写真さかさま・・・・。
カメラ変えてから、どうも方向性がいまいち。
Exifの問題?

アームを外しにかかります。
すべてのロックナットは18mmのレンチですね。
トルクスレンチで押さえながら抜きます。
サスペンションOH、ピロ化

サスペンションOH、ピロ化



サスペンションOH、ピロ化
このAアームの片側の締め付けトルクは200N.m。
これも相当な力が必要です。
背筋がものを言いますね。
力は押す場合は体重以上はかけられません。なので、引っ張り上げるしかない。
足場が必要です。

サスペンションOH、ピロ化
Aアーム外れました!

ゴムブッシュを確認しましたが、特に問題ないようです。


サスペンションOH、ピロ化

サスペンションOH、ピロ化
各アームばらしにかかります。

サスペンションOH、ピロ化
キネマティックトー調整用アームのネジ。
これだけヘックス。

サスペンションOH、ピロ化
サスが抜けました。

サスペンションOH、ピロ化
Aアームを外すときですが、ボールジョイントセパレータが必要です。
その際ですが、頭にロックナットを残した状態で作業します。
そうしないと、ネジの頭がつぶれることがあるからなんですね。

まぁ、最悪プラハンで叩きますが・・・・。

これでサスと各アーム全部取れたので、それぞれショップに送付します。

【今回利用した部品、工具など】
・QuickJack、ボトルジャッキ
・ラスペネ
・レンチ、スパナ(10、13、15、17、18、19など)
・HEXレンチ
・トルクスレンチ
・ボールジョイントセパレータ
など




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posted by みのる at 20:02 | Comment(0) | メンテナンス、修理:足廻り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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