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実は、もう一箇所シェアボルトが有ります・・・・
ステアリングロック部分のボルトもシェアボルトです。
こいつがそう・・・・
これはさすがに場所的にタガネでは叩けませんので、頭にマイナス溝を彫ることにします。
こんな感じで掘ります。
これ、フレックスシャフトがなければ無理です。この狭いところに入りません。
カットオフホイールで削ります。厚さは1mmので大丈夫そうです。
なんかうまく行きそうな感じだったのですが、そうは問屋がおろさない。
さすがポルシェです(苦笑)
実は、溝は無事に掘れたのですが、マイナスドライバーで回そうとすると、手前のシャーシーが邪魔をするんです。
まっすぐにドライバーが入りません。
なので、90度は回せますが、それ以上は滑ってしまいます。結局頭をなめちゃいます。
仕方ないので、直角に再度、溝を彫るのですが、そうすると、弱くなってしまい、さらに頭が潰れます。
どんどん頭が無くなります・・・
考えた末の行動がこれ。
超強力な接着剤でボルトの頭を取付、回そうという方法。
このJB WeldはWeld(溶接)という名前が付いているくらい、強力です。
300kg/cm2まで行けるとか?
まぁ、あると重宝するひと品と言えます(苦笑)
[704/AW-20Z]JBウェルド オートウェルド 超強力タイプ【隆成コミュニティ】 |
余計なところに接着剤が付かないように、マスキングして、
ボルトの頭を接着します。
補強のためにワッシャを挟んでみました。
ですが・・・
今は冬。
気温が低いとこいつ、固まらないのです。
仕方ないので、電気毛布でくるんで数日・・・
回したのですが、あっけなく頭が取れました(泣)
強度不足もありそうですが、中に空気が入ってしまったのが敗因のようです。
再度チャレンジしても良かったのですが、また数日放置するのも嫌だったので、強硬手段に出ました。
まずは、これの頭にマイナス溝を掘ります。
でも、ダメ!
というわけで、壊すの覚悟で削りだしました。
削っていると、ちょっと不思議な状態に。
このボルトは8mmのはずなのですが、どうみても10mm近いサイズのものが有るわけです。
その辺に材質の切れ目が見えます。
さらに削っていくと、
実は、ナットが埋め込まれていたのですね。
このナットを完全に切ったので、外れたわけです。
しかし、これを削るのには、Dremelの先端ツールが必須。
【いつでもポイント10倍!】ドレメル DREMEL 超硬カッター(φ3.2mm) 9910 |
こいつを使いました。
まぁ、これでやっとシェアボルトが取れました。
【今回使った工具など】
・Dremelツール
・カットオフホイール
・超硬カッター 9910
・8mmボルト、ワッシャー
・マスキングテープ、養生テープ
・JB Weld
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