2014年05月29日

フロントスポイラーの塗装修理


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車体の塗装修理
フロントスポイラーを傷つけちゃいました。
というわけで、補修作業です。
こないだ、人のうちの前に止めた時、縁石でフロントスポイラーを削ってしまいました!(@_@)

車体の塗装修理
見えなかったんですよね。気をつけていたつもりでいたのですが、縁石(正確には階段)の角にあたっていたみたいです。

車体の塗装修理
削れてしまっています。パテ埋めしないとダメですね。

車体の塗装修理
まずはパテ埋め作業から。
なるべく小さい範囲で進めます。

今回つかったパテはバンパーパテ
これは少し弾力性のあるパテです。
ただ、FRPの場合は普通のパテでも良いかもしれませんね。
というのも、バンパーパテは弾性があるので研ぐのがちょっとむずかしいのです。
(段差ができてしまいやすい)

車体の塗装修理
局所的な作業をするため、周りを養生します。
この状態でおおまかに研ぎます。


車体の塗装修理
指で触っても段差がそうわからないくらいまでに研ぎます。
耐水ペーパー#800とか#1200の作業。

さて、お次から塗装作業。
塗装作業で絶対必要なのが脱脂です。
これを怠るとムラになっちゃいます。
シリコンオフですね。
これ、シール剥がしなどにも使えますので、うちにはいつも常備してあります。
サーフボードのワックス落としにも使えます!

車体の塗装修理
この上にプライマーパテをかけます。
これを行うことで素材が異なることによる段差をわからなくします。
ホルツのこれは結構良いです。
研ぎやすいですし、仕上がりが綺麗です。

車体の塗装修理
塗った直後はこんな感じ。

車体の塗装修理
周りとなじませるように#1200程度の耐水ペーパーで丁寧に研ぎます。
指で触ってもまったく段差を感じなくなるくらいであればOK。
コンパウンドでさらに綺麗に磨き上げます。
塗装は下地が全てです。ここで段差があれば、上塗りしても段差は埋まりません。

車体の塗装修理
本塗り用のマスキング。

この時のコツはできるだけ「キリ」の良い所でマスキングすることです。
決して平面で切ってはダメです。
絶対段差が出てしまうからです。
段差をなくすよう研いでも色の違いがわかってしまいます。

右側は途中で切っていますが、これにはぼかしテクニックを使います。

車体の塗装修理
こんな感じに新聞紙をかぶせながらスプレーするわけです。
少しずつ動かせば、自然とぼかした感じになります。
で、そのぼかし位置が曲面であればまずわからないですね。

あ、ちなみにこの缶スプレーはホルツで調色してもらったものです。
純正色の番号を言えば作ってくれます。

車体の塗装修理
一度に塗り過ぎないこと。
2、3回さっと吹いて、しばらく放置です。

この方法だとザラザラ感が残る場合があります。
その時はぼかし用のスプレーを吹きます。要はシンナーで溶かすわけです。

この曲面の場合は左右にしかスプレーできません。
というのは、縦に行うとどうしても均一に塗れないわけです。そうすると「垂れます」。
車体の塗装修理
最後にクリアをかけます。
これも同じように2〜3回サーッと吹いてしばしお休み。
途中でぼかしスプレーも使います。
完全に乾いたら液体コンパウンドで仕上げです。

【今回使用した道具など】
・耐水ペーパー #800、#1200
・コンパウンド(極細)
・液体コンパウンド
・バンパーパテ
・シリコンオフ
・ぼかしスプレー
・カラースプレー(ホルツ調色)
・クリアスプレー
・耐水ペーパを保持するゴム
・水
・マスキングテープ
・新聞紙




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posted by みのる at 09:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | メンテナンス、修理:外装 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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