2014年04月14日

プラグ交換


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プラグ交換
一度やったらこりて二度とやらない!と言われている993のプラグ交換をまたしてもやりました(苦笑)
前回プラグチェックでそうとうカーボンがかぶっていたのを確認しましたので、プラグ交換をすることにしました。
前回の交換からおおよそ4万キロくらい走っていますね。
プラグ交換
今回も同じくNGKのイリジウムプラグです。
長寿命型ですね。接点にプラチナチップを使うことで長寿命化となっているようです。


 
プラグ交換
さすが、新品は綺麗です。

さて、993のプラグ交換作業
巷では、「二度とやりたくない作業」と言われているようです。

なにせ、プラグ交換なのにマフラーはずしたり、遮蔽板はずしたりと結構厄介だからですね。
まぁ、頼むと相当お金を取られる作業なのも事実。
お財布にやさしい?DIYとなります。

さて、最初に車をジャッキアップ。後輪2つとも外しておきます。

まずは定番ですが、ブロアー外しから。
プラグ交換
この2つネジをまずは外します。10mmですね。

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この負圧回路のホースを外します。

プラグ交換
下側だけ取れば十分です。もう片方は同じユニットに接続されていますので。

で吸入口はこれで取れるはず。

お次はブロアー本体

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この辺のコネクターを外します。
これは温度センサーですね。ホースから簡単に抜けちゃうので注意。
(とは言っても、抜けやすいです。でも、後できちんとはめておけば大丈夫)

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ホースクランプをゆるめておきます。
 
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ブロアー本体は10mmの2本のネジで止まっています。
こちらは右手奥がナットがカラーの役目をしていますので、これもスパナで固定しながらゆるめます。
そうしないと、舐めちゃうんですね。(すでにやっていますが 苦笑)

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もう片方は下にあります。手で探るとすぐにわかると思います。

プラグ交換
この辺ですけどね。 わかるかな?

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このブロアー本体にもコネクタがはまっています。これをはずせば取り出せます。
まだ手前にホースが残っていますが、邪魔であれば外してしまいます。

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ブロアーを固定しているのがここ。(バリオラムの場合)
これが結構なめてしまうのですね。

プラグ交換
で、こいつで修復をついでにやってしまいます。

これですね。一つあると重宝します。

ボルト側に剥離剤を塗り、穴に2液性のエポキシ(だと思う)を混ぜて詰め込み・・・
 
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こんな状態でしばらく放置。

さて、本題のプラグ交換です。

プラグ交換
まずは左下のバンクから。ここは一番アクセスが良いです。

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ヒートエクスチェンジャーのホースがあります。邪魔であれば外してもよいでしょう。

プラグコードを抜くのですが、コツがあります。
一度クリクリと回すと、プラグの頭が抜けやすくなります。
おそらく、高電圧で多少固着するのでしょうね。

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プラグカムカバーの奥の方にあります。

まずプラグレンチは必ず「磁石式」を使ってください。
でないと、プラグがカバー内に落ちてしまいます!
そうするとカムカバーをはずさないと見つからないです。


あと、エクステンションが必要ですね。200mmくらいはほしいです。

プラグ新旧比較はこんな感じ。
プラグ交換
右が古いプラグです。

プラグ交換
左下バンクの一番右側もヒートエクスチェンジャーのホース外さずに出来ました。

プラグ交換
ただし、こんな秘密兵器は使っています。

KTC 首振りエクステンションバー (9.5) BE3-150JW-H

KTC 首振りエクステンションバー (9.5) BE3-150JW-H
価格:1,965円(税込、送料別)

首振りエクステンションです。ユニバーサルジョイントとは異なり、少しだけ首を振ります。
これは結構重宝します。

ユニバーサルジョイントだとグニャグニャして使いにくいんですね。これなら「ちょっとクリアランスがほしい!」という時にバッチリ。
元々はスバル車のボクサーエンジンのプラグ交換のために買ったものです。

プラグ交換
さて、左下は速攻で終わります。
お次は左上。
こちらも上から見えていますね。
多少、左にあるゴムが邪魔ですが・・・・。
ここでも首振りエクステンションがあると楽です。

プラグを締める時ですが、手で締めて動かなくなっていからレンチで1/4回転くらいします。
軽く回るのですが、締め込み過ぎないように。エンジン側のネジを舐めてしまうと厄介です。

あと、プラグコードの差し込みにも要注意
なにしろ長いですし、中に結構空間があるので、はまらないことが多いのです。
しっかりと「カチ」っと言うまで何度も慎重にはめます。

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お次は右のバンク。
エアクリを外すのですが、実ははずさなくてもできると思います。
なぜかと言いますと、すべて下側から外せるから。

ただ、マニュアル車はエアクリにシュノーケルみたいなのがついていますので、遮蔽板を外すためにはそれを外す必要がありますね。

プラグ交換
まぁ、とりあえずエアクリを外します。このキノコタイプはこのホースクランプを外すだけでOKです。

さて、車の下に潜り込みマフラーを外しにかかります。

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この2つのネジを外します。

もし、外したことが一度も無ければ、新しいボルト・ナットを用意しておいたほうが良いかもしれません。
ボロボロになっている可能性ありますので。

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こういうときにやはり役に立つのが「ラスペネ」ですね。

しっかりとかけてあげると、結構あっさりと外れてくれます。

これはマフラーのテールエンド外し。
このジョイントを外すには広げながら外す必要があります。
スナップリングプライヤーとかあると、ちょっと楽です。
(スナップリングプライヤーは握ると先が開くように設定できるからです。)

こういうやつですね↓

本来はスナップリングを外すものです(^^;

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これはマフラーを止めているバンド。
これも先に外してしまっても大丈夫です。
マフラー自体はステーにひっかかっていますので。

プラグ交換
さて、触媒とつながっている部分を外します。
こちらもしっかりとラスペネをかけてあります。

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バンドが外れていますね。

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これでマフラーは取り外せます。

なぜ右側のマフラーだけ外す必要があるのか?
当たり前ですが、気筒は左右ずれています。右バンクの方が後ろ側にあるのですね。
なのでマフラーが邪魔になるわけです。

プラグ交換
マフラーステーからマフラーバンドを抜き取ります。

プラグ交換
こちらはヒートエクスチェンジャーのホースをはずさないと無理です。
クランプをゆるめて外します。
ホースの反対側のクランプも同様に外してホースを取り出します。

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ステーはこのボルトで止まっています。

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ヒートエクスチェンジャーにモノが落ちないようにウェスなどで蓋をしたほうがよいでしょう。

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ステーのこの穴から外しにかかります。

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ステーの下側のネジはここにあります。
こちらは全部はずな無くても良いです。緩めればステーは抜けます。

プラグ交換
これがステー。
下側を見ればわかると思いますが、Uの字になっていますので抜けたわけです。

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さて、お次は遮蔽板をはずしにかかります。
この2本のボルトをゆるめます。

プラグ交換
同じく、しっかりとラスペネをかけます。

プラグ交換
左側奥もボルトで止まっています。

プラグ交換
こんな感じでアクセスできます。
 
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もう一箇所あります。

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この奥ですね。
なので、このゴムのグローメットを押し込んで遮蔽板から外します。

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これで遮蔽板が外れます。

奥に上バンクのプラグコードが見えますね。

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さて、下バンクのプラグを交換します。(左に見えているのは遮蔽板)
 
上バンクのプラグも下側からアクセスできます。
つまり、エアクリはずさなくてもできると思います。

ただ、それでも上バンクの一番前側は結構大変。
狭いんですね。
で、カチャカチャやっていたらなんとプラグレンチがカムカバーの中に落ちちゃいました!

こうなると普通の状態では取れません。
磁石など駆使したのですが、ダメ。どこにあるのかわかりません。

プラグレンチとエクステンションは抜けないようにしっかりと止めておかないとダメです。

仕方ないので、カムカバーを外します。
まぁ、過去にやっていますので、やり方は分かりますが、余計な作業・・・・

カバーを開けると、プラグレンチは難なく発見できました。

プラグ交換
一応プラグレンチを差し込んでみました。
こんな場所にあるんですよ。
カバーがつくと、クリアランスが無いことわかると思います。

まぁ、カバーが無い方が作業は楽なのは事実。

プラグ交換
上側のバンクのプラグを全部交換します。これも全部下からの方が簡単です。

プラグ交換
カムカバーを元に戻します。
一応念のため、シーリング(液体ガスケット)を塗りました。

で、プラグコードを差し込むのですが、やはり上バンクの一番前はやりにくいです。
ここもしっかりプラグコードがハマっていることを確認します。

今回ついでですので、パワステベルトのチェックをすることにしました。

パワステベルトのカバーは上から2箇所と

プラグ交換
下側のネジをはずせば外せます。


プラグ交換
カバーを押して・・・

プラグ交換
中を確認しますが、大丈夫そうです。
これ、交換ですが、どうやるのでしょうね。場所、狭すぎます。
エンジン降ろさないとダメ?

プラグ交換
さて、元に戻す作業です。

プラグ交換
グローメットを遮蔽板に元に戻すのですが、この際、CRC-556などをかけておくと作業が楽です。
(ここでラスペネと言わないところがミソです。もったいないから 笑)

プラグ交換
あとは逆の手順となるのですが、注意すべきなのは全部のネジを少しずつ締めていくということ。
はめにくいネジから先にやったほうが良いです。でも、全部締め付けてはダメ。
やってしまうと気が付きますが、先に締め付けるとあとのネジが入らないことが多いんですね。

いつもそうなのですが、外すほうが簡単です。はめる方は倍近い労力が必要です。
場所がわからなかったり、均等にならなくて他のネジがはまらなかったり。。。
まぁ、これはしかたないです。

【本日使用した工具など】
・ラチェット
・ソケット各種(10mm、13mm、5mmHEX、6mmHEXなど)
・プラグレンチソケット(磁石タイプ)
・エクステンション各種(首振りあると良いです。)
・スナップリングプライヤー(マフラジョイントを外すときにあると便利)
・ラスペネ




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