2011年06月29日

足回りの交換 その3 ロアアームブッシュ交換


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ロアアームブッシュ交換
ロアアームブッシュの交換です!ブッシュの交換ですが、まずは元のを抜く必要があります。

これですが、バーナーであぶってゴムを溶かし、中の金具を抜き取ります。

結構大胆な方法ですが、普通そうするみたいですね。

ロアアームブッシュ交換
必要なのは、ご覧のとおりのバーナーパイプレンチです。

あぶるコツですが、真ん中の空洞のみを狙うと良いと思います。

そうすると、ちょうどパイプ部分の周りのゴムだけが熱せられ、比較的綺麗に抜けます。

白煙があがるくらいですね。

ロアアームブッシュ交換
パイプレンチでねじりながら抜いていきます。

固いようでしたら、まだあぶりが足りない証拠。もう少しあぶります。

ロアアームブッシュ交換
こんな感じで抜けます。

ロアアームブッシュ交換
後ろ側も同様にあぶります。

後ろ側は二つ向かい合わせになるように金具がはいっています。

ロアアームブッシュ交換
さて、お次はスリーブを抜くわけです。

写真のように金切りのこで切り込みを入れます。
スリーブだけ切り込みを入れるよう注意。


ロアアームブッシュ交換
で、ここをめくりながら、叩きこみ、そこを足がかりに、どんどん叩いていきます。
隙間にラスペネを流し込んでいくのですが、まったく動きません。。。。

しまいには、スリーブが潰れてきてしまいました。
なんか、ぐちゃぐちゃ状態。。。

仕方ないので、最終手段。

スリーブを切断!

ロアアームブッシュ交換
さすがに、切っちゃえば取れます。

結構があります。これのせいで抜けなかったのかな?

ロアアームブッシュ交換
後ろ側はタガネを打ち込んで、このように隙間を開けていきます。
これ両方から金具が向かい合わせに入っているだけです。

ラスペネ流し込みながら広げていきますと、スポっと取れました。

ロアアームブッシュ交換
反対側は内側から叩きだしても良いのですが、これもうまく出てきません。

結局同じようにタガネで隙間を開けながら抜いていきました。

ロアアームブッシュ交換
左右とも抜けた状態です。

少し綺麗にしておきました。
どうも茶色いのは防錆剤のようですね。

スリーブのはいっていた内側は水研ぎして、綺麗にしておきます。
ツルツルにする必要はないようです。

ロアアームブッシュ交換
さて、中にはいっていた金具を綺麗にします。

これですが、ゴムがこびりついていてなかなか綺麗になりません。

で、ラッカーシンナーにしばらく浸します。

すると、ゴムがふやけて簡単に取れます。

ディスクグラインダーマジックたわしみたいなのをつけて、こすります。

削りすぎないように要注意!

ロアアームブッシュ交換
こんな感じになります。

金属面が出てくるまで磨くわけですね。


さて、ディスクグラインダーを出したついでだったので、
タイロッドエンドリフターを削ることに。

前回、軸が太くてはいらなかったので、広げるために削りました。

ロアアームブッシュ交換
目標は28mm幅です。

ちゃんとテーパーもつくように削ります。

削りすぎると強度がなくなるという話も聞いていましたので、ほどほどにしておきます。

ロアアームブッシュ交換
さっそくあててみると、なんとか引っかかりました!

で、ネジを締めていき・・・・
バンっという音とともにやっとボールジョイントがはずれました!

まぁ、はずしてみたのですが、まだまだきれいだったので、そのまま使うことにします。
(グリス塗り直した方が良いのでしょうが、手抜きです 苦笑)


ロアアームブッシュ交換
今回使用するウレタンブッシュです。

赤色です(笑)

ロアアームブッシュ交換
付属のグリスを塗布して、こんな感じに押し込みます。

ロアアームブッシュ交換
ブッシュがはいったところです。


ロアアームブッシュ交換
後ろ側も同様に押し込みます。

ロアアームブッシュ交換
お次は、金具。
これも同様にグリスを塗布して押し込んでいきます。

前側の金具には突起があります。これが車体の内側を向くように入れていきます。
車体側を見るとわかるのですが、受け部分にもちょうどその突起がはまるところがあります。


ロアアームブッシュ交換
とりあえず、金具まで入れたところ。

ロアアームブッシュ交換
で、元のところに押し込みます。

先に書いた突起部分を先にしっかりあわせて、押し込んでいきます。

結構力がいるかもですね。

足で押し込んじゃいました(笑)

ボールジョイントも元にもどして、とりあえず仮固定です。

最終的には1Gかけたときに締め直します。

この作業ですが、もっとも厄介なのがブッシュ抜きですね。
これさえクリアすれば、そう難しくはないでしょう。

しかし、おかげさまで、足回りの構造がよ〜くわかりました。

このロアアーム、アルミ鋳物製のためか異常に軽いです。
こういうところに良い部品を使っているのでしょうね。ポルシェは。





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posted by みのる at 22:18 | Comment(2) | TrackBack(0) | メンテナンス、修理:足廻り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
はじめまして、こんばんは。
みのるさんの技術が欲しい!といつも感心してblog を拝見しております。
私にもそんな技術があれば是非空冷ポルシェを購入してみたいです。
blog記事を拝見しておりますと、空冷ポルシェ最終形として完成度の高い993をしてもかなり細かい部分で不具合が発生するにかと少しショックを受けました。964などとても私には手が出せない代物だなぁと寂しくなってしまいました。
これからも貴重な記事を楽しみにしています。
Posted by シュナイダー at 2011年07月02日 23:09
シュナイダーさん、初めまして!
993は故障少ないと思いますよ〜。空冷はカムカバーなどからのオイル漏れは普通です。なので私の書いているほとんどの作業はリフレッシュ作業です。
不具合として認識しているのはシリンダーヘッドテンプセンサかな?
実は私、車をここまでいじるのは初めてです。ポルシェはDIYメンテ情報がネットにあふれているので見よう見まねでやってるんですよ(^^
Posted by みのる at 2011年07月03日 20:50


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