BBSホイールのレストアです。オークションに１８インチBBSが出品されていたので、思わず落札してしまいました〜。

で、届いたのがこちら！

ぱっと見綺麗です。

ガリ傷はほとんどありません。

ですが・・・・


アルミ部分に結構錆が出ています。


裏のナットもサビサビ。

というわけで、レストアをすることにしました。

問題なのが、このボルトを外してよいかどうかというところです。

このホイールはBBSのLM。２ピースです。
ボルトをはずせばまん中のディスクはすっぽり抜けそうです。

ホイール屋さんに聞くと、はずしても良いようなことを言っていましたが、規定トルクは守らないとダメとのこと。

でも、はずすとセンターがずれそう。
それに、友人の話では、ナットがさびてても問題はないということなので、ディスクはずさずにレストアすることにしました。

早い話、リム部分のアルミの地だしをして磨きあげると言うことです。

まずは、全体の清掃。

ホイールクリーナで洗います。センターキャップはとって保管しておきます。


リムの部分には、ゴムかすがついています。

これはスクレパーなどでそぎ落とせばOK。

洗うのには、「激落ち」とか言う、スポンジみたいなのを使いました。メラニンフォームで頑固な汚れもおちるそうです。

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エアバルブをはずします。
12mmナットを緩めるだけです。

こいつは後で磨く予定。


ボルトなどを確認しながら洗っていきます。



細かいところを見ると、ディスクも腐食していますね。

まぁ、こいつはタッチアップすればわからないでしょう。


洗い終わったホイールです。

これだけでも、傍目には十分綺麗です。


裏側。
タールピッチは完全に落としていません。面倒なので（笑）
どうせ裏は見えませんから〜。

あ、ウェイトは全部はずしました。





ナット側の腐食は結構進んでいます。



こういうさび落としを使いましたが、ここまで腐食していると、きれいにはなりません。

仕方ないので、サビチェンジャーを使い、化学反応で錆に酸化被膜を作って、これ以上腐食しないようにしました。

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完全にオーバーホールする時には、ボルトナット全部交換ですね。




ディスク部分の腐食です。

少し、削ってタッチアップする予定です。


さて、マスキングの開始です。

今回はリム部分のみのクリア塗装をはがすので、ディスク部分をマスキングします。

ですが、これが結構やっかい。

なかなかうまく貼れません。
変に隙間があくと、ディスク部分の塗装がはがれてしまうので、慎重に・・・・

ですが、結構面倒なので、はみ出た部分をカッターナイフで落とすことにしました。


これぐらい大胆に貼っても、



カットしてしまえば、ほら、綺麗です（笑）


こういうヘラで押さえながら、作業していきます。

マスキングテープも１０ｃｍくらいずつカットして貼っていきます。
結構面倒な作業ですが、こういう作業は下地準備が一番大事。





養生フィルム付きのマスキングテープを使い、全体をくるみます。

今回、リム部分のクリア剥離です。

リムなんですが、よ〜くみると、縁の部分だけは塗装されているようです。



今回、塗装はがしに使ったものです。

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こんな液体です。



リム部分にたっぷりつけ、



ものの数十秒で塗装がはがれていきます。

なるべくふやかした方が良いですね。


全体に塗布したところです。


スクレパーで余計なクリア塗装をしっかりと外します。


・・・・追記です！

マスキングが甘かったせいかディスク部分の塗装も一部はげちゃいました！（泣）
ホルツ剥離剤おそるべしです！

この作業をする場合は、液体マスキングを使った方が良さそうですね。
しっかりと保護する必要があります。

こんなヤツですね。

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