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かねてからの懸案だったATF、デフオイルを交換しました。整備記録をみると、15,000kmくらいのときに一度ATFを交換しているようです。
ですが、やはりリフレッシュの意味も兼ねて交換することにします。
ATF交換には特殊工具が必要とか言われていますが、今回無しで挑戦です。
みんからの964いじり虫さんのブログを参考にさせていただきました!
まずはATFの選択から。
いろいろありますね~。迷います。
で、結局Kendallを選択。理由は・・・・なんかよさそうだったから(苦笑)
詳しくはこちらご覧ください。
ついでですが、デフオイルはAmalieを選択。
これも理由は・・・・ペンシルバニア系だから(苦笑)
モチュールも候補ですが、こちらの方がお安いです(^^
なんか、香りもいいです。
あとは、オイルストレイナー、Oリング、オイルパンパッキン、シーリングリングなどを買っておきます。
さて、エンジンを温めておいて・・・・
まずは、ジャッキアップから。
車を水平にしなければいけないそうで。
まずはフロントをお手製のカースロープに乗っけます。
こいつで高さ10cmほど上がります。
後ろはリジットラックを使います。
このために微調整できるリジットラックを買いました。
9段ほど調整できるものです。
水平になっているかどうか確認です。
ドアの下部分で測ってみました。
これでいいのかな?
さて、リアタイヤは作業に邪魔なのであらかじめはずしておきます。
下にもぐってアンダーガードをはずします。
これはプラスドライバーですぐにはずれます。
ネジを半回転させれば良いだけ。あと、ボディーに差し込まれていますので、これを抜きます。
(ちなみに、私は一番手前のアンダーガードつけていません。クランクケースを使ったジャッキアップに面倒なので)
実は、その奥にもう一つアンダーガードがあります。
これはプラスチックナットとネジで留っています。
ちょうど、サイドスカート部分とリアのジャッキポイントのまわりにネジ止めされています。
オイルパンをはずすのに邪魔なのでこれもはずしておいた方が良いでしょう。
ATFが見えます。
結構まだまだきれいな感じがしますが・・・・
こいつがドレインボルト。
六角レンチなんですね。
確か6mmだったけな?
なめると厄介なので、ラスペネしっかりかけてはずします。
当然、下にオイル受けを忘れないように。
40N.m程度なので比較的楽に外れます。
さて、お次はATFのオイルパンをはずすために、このバンジョーボルトを外します。
これは確か17mmだったけな?
こんな感じで結構流れてきますので、オイル受けをお忘れなく。
先のドレインボルトから垂れてこなくなっても結構出てきます。
オイルですが、こうしてみると、結構汚れていますね。
オイルパンをはずすのですが、オイルがたまっていると結構重いとか。
なので、もう1台のフロアジャッキをかませました。
ボルトは全部で6本。10mmレンチでOKです。
ただ、場所が結構狭いので、スパナ、メガネいろいろ駆使します。
これは堅くないのですぐにはずれます。
ただ、先にも書いたように、場所の制約が結構あります。
いろんな工具があると楽です。
やはりフロアジャッキで支えておくと作業が楽です。
オイルパンを支える必要ないですからね。両手使えます。
オイルパンに磁石がありますので、きちんと洗っておきます。
スラッジがついていました。
でも、鉄粉はないので比較的きれいです。
さて、ここに見えているのがオイルストレイナー。
これにはトルクスレンチT-27が必要です。
3本のネジでしまっています。
これも簡単にはずれます。
新旧比較。
こうしてみると、相当汚れていますね。
細かいススみたいな汚れです。
ストレイナーはずすとこんな感じ。
いろいろ配線なんかもあるんですね。この中には。
新しいストレイナーを取り付けます。Oリングをお忘れなく。
オイルパンをきれいにします。
拭きあげるときには、ウェスは厳禁。糸くずが残るからだそうです。
洗った磁石をセットします。
新しいゴムのガスケットもセットします。
で、同じくフロアジャッキでオイルパンをささえネジ止めします。
遊びがあまりなので、周りを少しずつ締めていきます。
ですが、サイドにあるボルトをなかなか締められません。
セレクターレバーからのワイヤーが邪魔するんです。
こいつですね。
ちょっと緩めさせていただきました。
ここまで見えれば、ボルト締められます。
さて、ATFの注入ですが、本来はバンジョーボルトの下から圧送します。
そのため、オイルサンクションガンとかが必要なわけです。
今回は、バンジョーボルトはずしてここから注入してみます。19mmスパナが必要です。
チューブは外径12mm以下であれば入ります。
これなら圧送しなくてもできます。
これは964いじり虫さんの方法と同じですね。
ペットボトルをじょうごにしています。重さで流れ込んでいきます。
落差がありますので、送り込まれます。
最終的なレベルチェックはエンジンをかけて行います。
WOKRSHOPマニュアルを見ますと・・・
・セレクタレバーはP。
・エンジンをかける。
・サイドブレーキもかける。
この状態で、すぐにチェック。
これで30℃のレベルに達している必要があります。
実は、エンジンが回りだすと、AT機構の中にオイルが吸いこまれるようです。
なので、相当量を入れておく必要があります。
ですが、このオイルレベルはエンジンオフの状態で、先のバンジョーボルトの穴の上に位置します。
つまり、エンジンかけたまま、オイル注入、ネジ止めが必要となります。
できないことはないのですが、結構オイルを送り込むのに時間がかかります。
そうなるとやっている最中に油温が上がってしまいます。
バンジョーボルト締めずにエンジン止めるとあふれ出てしまうわけで・・・・。
まぁ、できないことはないのですが、普通の方法を試すことにしました。
つまり、こういうわけです。
本来はここにオイルサンクションガンのチューブをつけて、オイルを流し込むのが正しいやり方です。
ですが、構造をみると単に中に金属のボールが入っているだけです。
なので特に圧送しなくても、今までの方法でオイルは入っていきます。
チューブを指でしごけばちょっとした圧送にはなります。
エンジンかけて油量をチェックします。
これで最終的に80℃まで上がった時でも範囲内に収まっていればOKです。
今回はエンジンまわし、ギアチェンジもした後で、1度オイルを入れ替えました。
中に残ったオイルもきれいにするためです。
さて、お次はデフオイル。
これですが、ドレインボルトはすぐにわかります。
問題なのがフィルボルト。これがどこにも見えません。
WORKSHOPマニュアル読んでも、詳しく書いていません。
単に「ドレインボルトとフィルボルトをはずして入れましょう・・・」程度の説明です(^^;
常識的に考えればドライブシャフトの近くにあるはずなのですが・・・・よく見えません。
よ~く、調べてみると、やはりありました!
ドライブシャフトの横です。
ですが、ヒートエクスチェンジャからのパイプがおもいっきり邪魔です。
はずすしかないですね・・・・
2か所留っています。
こういう6角穴ボルトです。
これ、後ろはタダのナットですので、押さえないと緩みません。
はずすと、やっと見えました!
ここです!
ドレインボルトをはずします。
磁石になっています。
ほとんど鉄粉はないですね。きれいなものです。
そうそう、デフオイル換えるとき、エンジン温はあげておく必要があります。
粘性が高いので冷めていると流れ出てきません。
入れるのはこの方法でいけるかなぁ・・・・と思ったのですが、ダメでした。
場所が狭くてうまくとりまわせないんです。
仕方ないので、小さいオイル差しに移して入れました。
穴からあふれるくらいまで入れます。
ほぼ0.9リットル。ちょうど1本分ですね。
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自分はかなりやる気が膨らんでこないと踏み切れそうもありません。
えぇ!?エバポレータ交換に比べたら楽勝だと思いますよ〜。