2010年03月01日

カムカバーガスケット+プラグ交換(左下バンク)


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カムカバーガスケットの交換
カムカバーガスケット、プラグ(左下バンク)の交換です!いやぁ、やっぱりこの日が来てしまいました!

カムカバーガスケットからはオイルが漏れやすいと言われていましたけど、さすがに漏れるとちょっとショックです。

このガスケットですが、964からゴム製に替わっています。
なので経年劣化します。

最初はエンジンシールとか入れてみましたけど、劣化するとさすがにダメ。
カムカバーからのオイルの漏れ
下のボルトの左から3番目から漏れています。

カムカバーからのオイルの漏れ 
ヒートエクスチェンジャーがオイルで汚れてますね。

下にアンダーカバーが転がっていますが、こちらにも当然べっとりとオイルが付いています。

まぁ、ポタポタレベルなので、しばらく走ってもすぐにオイルが無くなることはありません。

ですが、経年劣化ですから何かの拍子に亀裂でも入れば即ダダ漏れになると思われます。

このアンダーカバーですが、こういうオイル漏れの発見遅れの原因にもなりますね。
調べると、特にメリットも少なそうなので、はずしてしまうことにしました。
熱だまりも起こしそうですし。


カムカバーからのオイルの漏れ
こちらの写真の方が漏れがよくわかりますね。

これはすでにヒートエクスチェンジャーのパイプをゆるめている途中の写真です。

このガスケット交換ですが、左下のバンクは比較的簡単にできます

まず、この写真の右にあるパイプのバンド、上下2カ所をゆるめてはずします。

下は簡単ですけど、もしかしたら上はマフラーが邪魔になるかもしれません。
(短めのプラスドライバーか、板ラチェット+プラスドライバが必要かも)
要はネジの場所がどこにあるかで決まっちゃいます。

マフラーを固定しているステーがあります。
可能であれば、こちらもはずした方が楽かもしれません。
(はずさなくてもできますが)

ちなみにステーをはずすには、
マフラーのバンドをはずし、ボルト2本ゆるめればできます。
(確か6mm穴ボルトと13mmボルトかな?下側の13mmボルトの方は全部ゆるめなくてもはずれます。)

プラグコードをはずします。
プラグコードですが、結構堅いです。

しかたないので、水道工事用のレンチを持ち出し、ウェスでくるみながら、軽くかませます。
その状態で引っ張り出しました。
くれぐれもつぶさないように。

さて、ここで一つ疑問が(^^;

「オイルを抜くかどうか?」です。

ムラタチューンさんの見積もりでは「オイル交換」。その後で直接聞いたときも「オイルは抜かないとできません。」との返事でした。

ですが、米国サイトとか調べてみると、抜かなくでもできそうな感じです。

確かに、ドライサンプ方式。オイルが下にたまっている訳ではないはずですし、横側だから漏れてこないのでは?

まぁ、「一度ゆるめてみて、まずそうだったら抜けばいいや」というわけで、カムカバーはずしに向かいます!

5mmの六角レンチですべてのカムカバーのボルトをはずします。
効果はあるかどうか不明ですが、一応ラスペネかけておきました。
(というのも、カラーがあるので、実際のネジはもっと奥ですので・・)

この5mm六角穴ボルトですが、とにかく簡単になめてしまうそうです
(六角穴ボルトはなぜか多用されているんですよね〜。)

しっかりと差し込んでゆるめる必要があります。
あと、いい加減な工具は×です。安物はやめてできるだけ良い物を使いましょう。

これがなめると大変なことになります。
クリアランスのないところだとまわり全部はずさないと取れなくなってしまいます。
なので、慎重に・・・・・。
決して、無理に回さないように。

ボルトは「・・・・カッキーン」って感じで回ります。

なんとかボルトは無事にすべて取れました!

さて、カムカバーですが、エンジンに貼り付いています・・・。

ここでドライバーとかでこじ開けてはいけません。

手でつかんで、少しずつ揺すってあげれば、パカっとはずれます。

オイルほとんど出てきません。念のために下にオイル吸収用のシートを置きましたが、漏れたのはスプーン一杯程度でしょうか?

で、はずすとこんな感じです!
カムカバーをはずしたところ

床下はこんな感じ。

カムカバーはずしたときの床下状態
きれいなものですね(^^; 
誰だ?オイル抜くの必須だって言ったのは(笑)


はずしたカムカバー
とりはずしたカムカバーです。

この写真みて思ったのですが、写真の上側のカラー(実際にはエンジン下側のカラー)にオイルが付着しています。ガスケットにもオイルが結構のっています。
やはり、ガスケットが経年劣化してオイルが抜けてくるのでしょうね。

ガスケットをはずす
ガスケットをとりはずします。

マイナスドライバーなどではずしますが、カムカバーを傷つけないように気を付けます

カムカバーのカラーをはずす
ついでですが、カラーもはずしました。

カラーから漏れる場合もあるんですね。なので、とりはずして液体パッキンつけて組み直します。

このカラーですが、たたき出せば簡単に取れます。
ただし、同じくまわりを傷つけないように気を付けます。

カラーをはずしたカムカバー
カラーはずすとこんな感じですね。

この後、カラーと一緒にパーツクリーナーで洗います。
特に、ガスケットの溝の部分は念入りに洗い、拭き上げます。

ガスケットの新旧比較
新旧ガスケットを比較してみました。

向かって左が新しい物。右が古いのです。
厚さが変わっていますね。
堅さも若干古い方が堅く感じます。

カラーを磨く
さて、カラーの方ですが、#300程度の耐水ペーパーで軽く磨きます


ロックタイト574
これは言わずと知れた「ロックタイト574
ポルシェ指定の液体ガスケットです。

こいつは非常に優れものなのです。嫌気性のガスケットで、密着したところではシール効果を発揮。そうでないところでは液体のままです。

なので、外にはみだせばふき取ればいいし、エンジン内部であれば、流されてしまいます。

ですが、日本ではなかなか手に入りません。
私も今回の部品とあわせて輸入しています。

カラーにロックタイト574を塗る
こんな感じで塗りつけて、カムカバーにはめ込みます。

はめ込みは指で簡単に押し込めます。

ガスケットをカムカバーにはめる
さて、カラーを全部はめ終えたら、新しいガスケットをはめます。

ガスケットですが、よくみると表と裏があります。
エンジンに接する方には細い溝があります。
なので、これと同じように組み込みます。

オイルを少量塗りつけてからはめます

同じく、エンジン側に当たる方もオイルを塗ります。
カムカバー取付
新しいボルトで締め付けます。

古いのも使えないこともないでしょうが、気持ち的にもリフレッシュしたいので新しいボルトを今回使いました。
また少しでもなめたボルトは使いたくないですからね。

締め付けトルクですが・・・・。

思いっきり締める必要はないようです。逆に締めすぎてカムカバーがゆがんだ方がまずいです。
手で締めて動かなくなったら、1/4回す程度でよいそうです。

あと、ついでですのでプラグの交換もしました。

今回、NGKのイリジウムMAXプラグです。
NGKイリジウムMAX


超寿命タイプのイリジウムプラグですね。
BKR7EIX-Pという型番です。
 
楽天で「イリジウムプラグ」を探す

プラグ交換ですが、次のような工具を使いました。
プラグレンチなど
これ、昔、スバルフォレスタープラグ交換の際に買った物です。

右はプラグレンチ。磁石入りです。
磁石入りは必須ですね。でないと、プラグが出てきません。

左は首振りエクステンションです。

スバル車も水平対向エンジンなので、すごく大変。
最近でももう1台の車(レガシー、アウトバック水平対向6気筒)のプラグ交換をしましたが、この場合は、これじゃないと無理です。

993アウトバックに比べると、相当楽です。普通のエクステンションで大丈夫でしょう。
(ちなみにアウトバックのプラグ交換記事こちらにあります。)


古いプラグ
古いプラグはBOSCHの純正でした。

結構古くなっている感じがします。メンテナンス記録にも交換の記録はありませんでした

新旧プラグ比較
試しに新しいのと比較してみました。

こうしてみると、相当古いですね・・・・・。やはり、換え時でしょう

新しいプラグには銅グリスを塗りました。
WorkShopマニュアルには「何も塗るな」と書いてあるのですが、いつもやっていることなので、塗って取り付けます。

取付ですが、注意が必要です。
普通の国産車に比べて、プラグ取付穴が大きいような感じがします。

つまり、狭ければ比較的まっすぐ入るのですが、大きいと斜めになりがちです。
すると、ねじ切りやすくなってしまいます。

実際、手で何度か入れたのですが、引っかかりを感じます。

こういうときは「絶対に」無理に入れてはダメです。

グリス付けているのに、引っかかるわけありません。

やはり、場所的な無理があるのでどうしても斜めになってしまうケースが多いようです。
地道に何度もあわせ、すんなり入るところを探します。

で、こちらも指で回せなくなってから、1/4ほどさらに回します。

プラグコードを元に戻します。
プラグコードをはめ直す

とりあえずこれで終了。

お次は反対側のバンクです。

このカムカバーガスケットの漏れですが、
左下→右下→左上→右上 という順番で起きるそうです。

13年間交換していないわけですから、経年劣化は確実に起きています。
なので、この後、順次すべてのガスケットを交換します。

あ、そうそう。

ヒートエクスチェンジャーのパイプをはずしていますので、上が開いています。
何か蓋をすることをオススメします。

実際、私はここにネジを落としてしまいました(>_<)
幸い、マグネットピックアップツールがありましたので、なんとか助かりましたけど。

エンジンルームの狭いポルシェには必須ツールだと思います。
できたら、曲がるタイプの方が良いかも。。。



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この記事へのコメント
初めてやると意外と時間が掛かる作業ですね。プラグ交換は必修ですしね。ところで、タペット調整はしなかったのですか?
Posted by のり at 2010年03月02日 09:03
のりさん、どうもです。
はい、時間かかりました。見よう見まねですし、壊しちゃこまりますし(^^;

タペット調整ですか?確か993は自動調整に変わったと思います。964は確か定期的に必須項目ですよね?だからカムカバーガスケットも自動的に交換になるようです。
反面、993はそこが自動化になってしまったが故に、オイル漏れに気がつかないケースが多いとも聞きました。
Posted by みのる at 2010年03月02日 23:18


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