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ポルシェのジャッキアップポイントは主に4つです。
基本、前輪のすぐ後ろ、後輪の前ですね。
底を覗くと穴が開いているのですぐわかります。
車載工具のジャッキのトップに出っ張りがあり、そこがちょうどその穴にはまるようにできています。
(この車載のジャッキが優れものです!非常にコンパクトなんですね!)
ジャッキアップは良いのですが、リッジトラックをどうかませるかが重要。
フロントの場合は、後輪をあげると、自動的に前輪も上がるので、問題なくリッジトラックをかませることができます。
問題は、後輪。
後ろのジャッキポイントであげてしまうと、スペースがないのでリッジトラックをかませることができません。
で、見つけたのがこのサイト。
ジャッキアダプターの紹介です。
これを使えば、ジャッキポイントが延長され、容易にリッジトラックをはめられるというものです。
なんか、自作できそうな感じもします。
ですが、欧米の情報をさぐると、クランクケースの下もジャッキアップポイントとして紹介されています。
(こちら参照ください)
ちなみにこのリンク先のp-car.comはポルシェ993ユーザにとってはバイブルのようなサイトです。
カムカバーガスケット交換、プラグ交換などカラー写真などで懇切丁寧に説明されています。
特に、カムカバーガスケット交換はWORKSHOP MANUALにも、他の英語のメンテナンス本(Porsche 993 the Essential Companion )にもでていないんです。
と、話がそれましたが、クランクケースの下のジャッキアップポイント。実際に使いましたが問題なさそうです。
ただ、フロントのリップスポイラーが低いと、あげたときに前をすってしまいます。フロントはカースロープとかかませた方が良さそうですね。
ただ、このクランクケースはアンダーカバーで覆われています。ここを使うにはアンダーカバーをはずす必要があります。
ですが、アンダーカバーを取り除くにはちょっとジャッキアップしないとはずれません。(はずすことはできるのですが、車体の下からとれないんです。)
まぁ、このアンダーカバーですが、いろいろ読んでいくと、熱だまりを防ぐためにははずしてしまっても良いとのこと。
空力をよくするためにボトムをフラット化するためという説もあるのですが、どうもターボ車にはアンダーカバー無いそうです。
だとしたら、変な話ですよね?
で、諸説にはオイル漏れのカバーというのもあります。
確かに、今若干漏れていますが、カバーのおかげ(?)でガレージは汚れずに済んでいます。
でも、初期段階で気が付きたければ、無い方が良いと思いますけどね。
(カバーがあれば、それだけ発見遅れます。)
まぁ、オイル漏れにすぐに気づくよう、ヒートエクスチェンジャーの上にオイルが落ちるような設計という言い方をする人もいます。
えぇ、そのため漏れるとオイルの焦げたにおいがするのですぐわかります(^^;
で、私はカムカバーガスケット交換したらはずすつもりです。
だって、ジャッキアップするたびにはずすの面倒だし、メンテナンスもしにくいし・・・
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貴重なジャッキアップポイントの記事ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
ターボモデルにアンダーカバーがないのはクーリングを優先したかららしいですよ。
記憶が不確かですが「空冷ポルシェ達人バイブル」に記載があったと思います。
参考まで
アンダーカバーがあると熱だまり起こしそうですものね。
空力メリットがなければはずしちゃおうと思っています。(というか、はずしちゃいました (^^;)